怒りを受け止めてくれた背中さん
今回のチャーミングボイスのクライアント様は、声というより、自分の在り方の調律を求めていらっしゃいました。
ご自分が我慢してきたことを、子供がする。
私は親にも人に迷惑をかけないように生きてきたのに。
今だって、家庭を守るために、やりたい事をいろいろ諦めるのに。
子供はやりたいようにする。
それを受け入れるのがいいって頭ではわかるけど、心がざわざわする。
そんな自分はいけないのだろうか?
そんなお悩みでした。
まずは、NLP的に脳の使い方で自分の現在地を知っていただきました。
視覚、聴覚、体感覚タイプのチェック。
ここで、本来、体感覚タイプだったのに、視覚タイプを育んで、世の中に対応するために生きてきた事が見えてきました。
視覚タイプが悪いということではありません。必要だから育まれたのです。
ただ、認識していないと、本来の自分が置き去りになって、
置いてきぼりになった体感覚は、人生の大切な節々に声をあげていました。
二つの矛盾する思いはあって当然だと分かると、
自分を責める必要がなくなって、まず楽になります。
呼吸フェーズもチェック。
やはり自分の母性に関してテーマが浮き彫りに。
それを調律する呼吸法をお伝えして、
背中のマッサージ。
肩甲骨に怒りが溜まっていました。
話しかけるように、今まで、クライアント様を守ってくれた感謝を込めて、少しだけ緩めました。
ご家族に言いたい事を言うのが難しい今、ブロックはまだ必要で外れませんし、無理矢理、ブロックを外すと大変な事になります。
だから、少しずつ、身体さんが許してくれる範囲だけ、解かせて頂きました。
クライアント様の感想です。
「楽になりました。
背中が怒りを受け止めてくれていたことにびっくりしました。
かわいそうなことをしていたな。
守ってくれていたんだな。
ありがたいなあって気持ちです。
これから、新しい自分に出会えそう。
ウジウジ悩んでいた自分から胸を開ける自分になれる期待が持てました!」
良かった!
おっと、声の事を忘れていました。
背中をほぐしている時、
声の力もお借りしたのですが、
パワフルな張りのある綺麗な声が出たのです。
普段のイメージからは想像つかないけど本来持ってる声だと直感で思いました。
この声が自然と出るようになったら、どんな素敵な事が起きるか、
今から楽しみです(o^^o)
0コメント