「わからない」の罠から脱出

今回のチャーミング・ボイスは、身体をほぐす方法をお伝えしました。

まず、クライアント様に、今日のテーマをお聴きすると、

「わからない。難しい」

というのがテーマでした。

どうして上手くいかないのかわからない。

どうしたらいいのかわからない。


このテーマにハマった人は、
例えば、「これが原因でこうしたら良いいですよ。」と言われてもわからなくなることがあります。

「これが出来ていましたね。」と言われても、「そうだけど、出来てたのかな。」とわからなくなるのです。

意外と多くの人が同じテーマを持っています。


現状維持を望む潜在意識がそうさせている場合もあります。

そのままでいる事に意味があるからです。

いったい、何があってそうなのか?
そのままでいたい隠れた理由は何か、

考えられるといいのですが、

このテーマにハマると

それも、「わからない。」



なので、「わからない。」事は「わからない。」ままにしておきます。


そして、頭ではなくて身体にアプローチ。

様々な関節をほぐしていくのですが、
動きの良い方、痛みのない方をほぐすのです。

普通は痛い方、問題のある方を触りますよね。

でも逆です。

良い方をさらに良くなるようにサポートするのです。そうすると、稼働の悪かった方も良くなります。

勉強で得意科目を頑張ると、不得意科目も一緒に成績が上がるのと同じ感じです。

こうやって、ほぐしながら、クライアントさんは自然と身体と対話を始めます。

「右と左、どっちが上がる?動き易さは?」

「さっきと比べてどう?」

解れていないうちは、それも「分からない。」事もありますが、

解れてくると「分かる」ようになるんです。

体感を伴って、小さな「分かる。」は積み重ねられていきます。

そして、

今度は、クライアントさん自身がほぐす方に。
くまさんをモデルにして練習し、
私に、していただきました。

これがすごく「わからない」には良いんです。

自然と相手を分かろうとするから。

もちろん、初めてだから、分からないことだらけです。

でも、分かろうとするのが大事なんです。

ところで、これがボイス?のメンテナンス?

って思われますよね?

なるんです!

前回のブログでもご紹介しましたが、

この相手をほぐす時の息の使い方は、
歌う時の息の使い方にとても共通するものがあるんです!!

そのあと、いくつか簡単に出来るボイストレーニングをお伝えし、

「次のレッスンまで簡単に出来る事を積み重ねて行きましょう!」

とお伝えするとクライアントさんの顔がパッと輝きました。

「分かりました! 
さっきのほぐしあいと一緒ですよね!!

出来ないほうをなんとかしようとするんじゃなく、出来る方をしていくんですね!」

そーなんです!

そーなんですよ!!!

嬉しい😆






心開き、個性を輝かせ、ご縁の花咲かすCOCORONE(心響)

心響COCORONEは、心に響く講座やセッション(元NHKアナのアナウンス力❌セラピストのコミュニケーション力)で、話し方・声のメンテナンス・セルフブランディング事業 ライタ- MC アナウンス教室 サロン活動 等)

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